抗がん剤治療で髪が抜ける患者を支えようと、愛知県の美容師の有志が、患者の支援団体「リボネット」を立ち上げた。特に女性は髪の悩みが深く、相談できる場も少ないため精神的な負担を抱える。美容師向けの医療講座などを開き、がんの知識を持った美容師を増やしていく。
-つなごう医療 中日メディカルサイト | 寄り添う、髪に心に 抗がん剤治療患者に美容師が支援団体(2013年6月26日)
髪が抜ける副作用
抗がん剤治療の副作用に、「髪が抜ける」というものがあります。私も二度の入院でそれぞれ経験しています。※過去記事私は元々短髪だったので、精神的なつらさはそこまではなかったです。まあそれは病棟内や家の中がほとんどだったから言える話なのですが。外に出る場合はニット帽をかぶっていました。
【2-13】入院20~22日目:脱毛と親知らずと
[4-10] 入院24~26日目:脱毛、剃髪、蓄尿
抗がん剤治療が終われば、やがて髪は生えてきます。私は、1回目の入院では数ヶ月、2回目の入院では半年くらいで、ほぼ元の状態に戻ったと記憶しています。差があるのは治療内容も関係しているのかもしれません。これは短髪の話なので、長くしたい場合は、もっとかかるでしょう。
また、私の場合は、抗がん剤治療は入院中だけでしたが、病気によっては退院後にも抗がん剤治療が続くものもあります。そうなると、生え揃うまでの数ヶ月を我慢すればいいという問題ではなくなり、ウィッグ(かつら)を使用するなどの対策をする必要もでてきます。
美容師が病気のことを学ぶ
この髪が抜ける副作用、女性にとってはかなり大きな問題だと思います。その精神的負担は、男の私には計り知れません。私なんか「スキンヘッド、楽だなあ」とか思ったりもしたのですが、そんなこと言っていたらぶん殴られますね。ウィッグを使うために美容院などに行くわけですが、美容師は、ウイッグの装着方法は学んでも、病気に関する知識は、一般的に乏しいそうです。そのため、患者にとっては相談しづらいですし、美容師にとってはどう対応すればいいのか分からないということになります。
そこで、今回立ち上がったリボネットでは、医師や心理カウンセラーを招いて講座を開き、がんの症状や髪の抜ける時期など病気の知識や、患者との会話やカウンセリングを学ぶそうです。そうすることで、がん患者を美容の面からサポートします。
雑感
髪が抜けることは、病気には直接関係ないことかもしれないです。でも、「病は気から」というように、髪の悩みのせいで気持ちが落ち込んでしまったら、治療に対して良いわけがありません。頼れる美容師さんがいることで、精神的負担が軽くなり治療に専念できるというのは、病気と闘う上で大事なことだと思います。
参照
つなごう医療 中日メディカルサイト | 寄り添う、髪に心に 抗がん剤治療患者に美容師が支援団体TOPページ|リボネット 公式サイト
初めまして
返信削除僕も白血病ではありませんが免疫関係の病気で骨髄移植して無事八月八日に退院することができました
中学一年生なんですがドナーさんに手紙を書くのにどんな感じで書いたらいいんでしょうか
また時間があったら返事お願いします
初めまして。
削除退院おめでとうございます!久しぶりの外の空気はおいしいでしょう(^ ^)
もうしばらくいろいろ制限があるのかもしれませんが、これからたくさんのことを経験して、人生を楽しんでください。
さて、ドナーさんへの手紙ですが、私の場合、感謝と尊敬の気持ちを中心に書きました。ドナーさんにも自分の生活があるにもかかわらず、時間とリスクを取って、見ず知らずの人間に骨髄を分けてくれたことに対して、素直に「ありがたい」「すごい」と思ったからです。
あとは、ドナーさんも結果が気になっているかもしれないで、今の状態を簡単に書きました(「経過は順調です」など)。
他の情報としては、以下の記事で、手紙を書いた時のことについて、ちょこちょこっと書いています。
[7-4] 移植後105~111日目:ドナーさんへの手紙を書く
いろいろ書きましたが、お互い顔も名前も知りませんし、手紙は書かないといけないわけでもないので、変に飾らず、自分の素直な気持ちを、自分の言葉で書いたらいいと思います。
詳しく教えていただいてありがとうございます
削除自分が思ったことと簡単な経過も書いて送りました
ひとつだけ心残りなのは会って感謝の気持ちを伝えられないことです
けどそれは仕方のないことなので手紙だけでも送れただけ良かったと思うことにします