2014年4月3日

[9-13] 移植後657日目:WT1の衝撃

通院日です。

血液検査結果

項目名結果単位基準値前回比
白血球数(WBC)4.3103/μl4.5~8.5-0.1
ヘモグロビン(HGB)13.7g/dl14~18-0.9
血小板数(PLT)11.2104/μl13~40-0.5

下がっていますが、誤差の範囲といったところ。

WT1がぁぁ…

検査項目の一つに、腫瘍マーカーであるWT1があります。単位は(コピー/μgRNA)でよく分かりませんが、50以下であれば数値は出ず陰性となります。その日のうちには結果が出ないので、次の診察で結果が分かります。

移植後半年くらいの頃に一度じわじわ上がってくるということがあったのですが、免疫抑制剤(プログラフ)を中止してからはずっと陰性となっていました。

それがこの日知らされた前回の結果は、、

『57』

数値が出てしまいました....マジカヨ...orz

数値自体は低く、各血球の数値は安定しており、この結果がどういうことなのかまだ判断はできない、引き続き経過を観察していくと言われました。今後、WT1が増えたり、各血球数値が減ったりするかどうかが問題となります。

その狼狽ぶりを当時の日記でどうぞ。
今日の一番の問題は、前回のWT1が陽性だったということ。数値は57(コピー/μg)で低いが、出てしまったこと自体がやばい。

まだ各血球数値は安定しているので、引き続き経過を観察していくとのこと。今後の焦点は、WT1が増えていくのか、各血球数値が減っていくのか、ということ。

WT1が動いたことで確実に要注意状態に入ったはず。さっさとマルクやったほうがいいんじゃないか?次回、今日やったWT1の結果が陽性なら、こっちから頼んでみようか。

正直かなりショックだ。一番来てほしくないものが来てしまった。未来が不透明になった。

就職活動どうすればいい?健康状態が良好なんてとてもじゃないけど言えない。そう言って就職したとして、もし数ヶ月後に再発とかなったら目も当てられない。

WT1の結果が分かるのが1ヶ月後の診察というのももどかしい。今日陽性と伝えられたのは、前の月の検査の結果。そこから1ヶ月経った今日はどうなっているのか?せめて今日の結果を見てみないとどうにも動けない。

今日は一日中テンション超低空飛行。時々もうすべて投げ出したくなったり、叫び出したくなったり、精神的にかなり不安定。明日になったらちょっとは前向きになれてるかな?
この病気との付き合いは、こういう面がきついところです。再発の不安が常にどこかにある。数値が安定していて、日常ではほとんど病気のことが気にならない状態だったのに、兆しかどうかもまだ分からない微妙なことがあっただけで、一気に不安になってしまいました。

とは言え落ち込んでいても仕方がないですし、ストレスは病気に付け入る隙を与えることになります。実際、寝て起きたら落ち込みはそれほどではなくなりました。元々そういう性格で、当日は思い切り落ちて、寝て起きるとすっきりしてるタイプです。

状況が変わったので、それに合わせてこれからどうするかも決めないといけません。落ち込んでる暇があるなら、やれることをやったほうがいい。

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