2016年8月~の白血病関連ニュースです。
血液の細胞に変わりやすいiPS細胞(人工多能性幹細胞)を選ぶ方法を開発したと、京都大iPS細胞研究所などのチームが発表した。
iPS細胞からどう目的の細胞にするのかというのが難しいわけですが、その研究の一つですね。
膨大な医学論文を学習した人工知能(AI)が、60代の女性患者の白血病が治療などが難しい特殊なタイプだと10分で見抜き、適切な治療法の助言で回復に貢献していたことが4日、分かった。
最近AIの進化が著しいですが、実際に役に立ったというのがすごいですね。未来感あります。
体内でアミノ酸のバリンが不足すると血液の細胞を作り出す幹細胞が減ることを、東京大医科学研究所など日米のグループがマウス実験で発見した。白血病患者への造血幹細胞移植では、重い副作用を伴う放射線治療や化学療法を事前に受ける必要があるが、その必要がなくなるかもしれないという。
移植前に造血幹細胞を減らす方法に、バリンをとらないようにするという選択肢ができるかもという話。抗がん剤+TBIという大きな負担をなくせたらいいですね。
人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、がん細胞を高い精度で認識し、攻撃力を強めた免疫細胞を作製することに成功したと、京都大などのチームが発表した。
iPS細胞から免疫細胞を作れるようになると、大量に作りやすくなるので時間短縮とコスト削減が期待できます。CAR-Tとかバカ高いですからね。
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