今回から闘病記第3章に入らせていただきます。私は病気の発覚後、現在まで2度の入院をしているのですが、この章はその2つの入院の間の通院期間となります。
この期間は骨髄バンクのコーディネート結果を待つというのがメインでした。病気の方は様子見で、芽球が増えなきゃいいなあという感じ。ときどき輸血、ときどきマルク。
今日は1回目の入院から退院して1週間くらいの話です。
まず感染予防
退院したとはいえ、そのときの白血球数は基準値の4分の1程度。そのため、健康な人なら問題ない細菌やウイルスにも感染してしまう可能性があるので、感染予防の対策をとらなければなりません。手洗い、うがい、歯磨きの徹底は大前提です。外出する場合は、マスクをして人ごみはなるべく避けます。また、食べ物については生ものはダメ、複数人で取り分けるような料理は口につける箸でつつかないようにします。このあたりは家族にも協力してもらいました。
感染してしまうと、重症化しやすい状態でもあり、こちらの不注意で入院したくなかったため、退院して間もないころはかなり気をつかいました。
具体的なことを書くと長くなるので、いずれ別記事でまとめます。(→こちら)
退院後最初の通院
退院して4日後、血液内科と口腔外科の外来を受診しました。口腔外科は親知らずの状況確認のためです。血液内科
血液検査の結果は以下のとおりです。項目名 | 結果 | 増減 | 単位 | 基準値 |
---|---|---|---|---|
白血球(WBC) | 1.7 | +0.5 | 103/μl | 4.5~8.5 |
ヘモグロビン(HGB) | 8.5 | -0.6 | g/dl | 14~18 |
血小板(PLT) | 4.4 | +1.8 | 104/μl | 13~40 |
芽球(Blast) | 4 | +1 | % | - |
白血球が増えています。まあ悪くはないといったところでしょうか。血小板が増えているのは退院日に血小板輸血をした影響だと思います。
一方、芽球がまた増えています。数値が出始めてからじわじわと増えているのがイヤな感じです。出てしまったものはしようがないですが、せっかく化学療法を受けたんだし、粘ってほしいところです。
また、入院中につけていた中心静脈カテーテルは外すことになりました。固定用の糸が外れていたようで、カテーテルを首から抜くだけでした。痛いのかとビビっていたのが拍子抜けしちゃいました。
この日までの数日、お風呂に入るときはなるべく濡らさないように、サランラップを巻いたりして苦労していたんですが、かなり楽になりました。
口腔外科
口腔外科というとカッコイイですけど、歯医者と何が違うのかよく分かりません。ここでは親知らずの状況を見て消毒して終了。現状では抜くこともできないし、掃除を続けて行きましょうとのこと。親知らずの件はひとまずこれでクローズしました。
おまけ
感染に気をつけろ、人ごみに行くなと言われているのに、病院に行ってみると、当然ながら病人だらけ(人のこと言えませんが)。これはいいのだろうかとよく思うのです。
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