2012年4月5日

【3-2】退院後2か月半は平穏に過ぎていった

この章の通院期間は3か月ちょっとあるんですけど、このころは日記をサボリ気味で、最初の2か月半ほどは記録があまり残っていません。こういうときにちゃんと書いていればなあと後悔するわけです。

というわけで、その間の話をかなりはしょって紹介します。

室内ばかりの生活

退院直後は入院の反動かどうか知りませんが、しばらくだらけてしまいました。感染予防な生活にはすぐに慣れました。口に入れるものへの注意を怠らなければ、そんなに困ることはありませんでした。

ただ、通院日以外はほとんど外へ出ませんでした。人ごみに行かなければ、外出は特に禁止されていなかったのですが、血小板が低いので、どうしてもためらってしまうところがありました。何か事故があった場合に、致命的になりかねないと考えてしまうのです。

通院について

通院日は週に1回で、血液検査をして、病状が進行していないことを確認するという流れでした。診察自体は5分程度で終わります。

ヘモグロビンの数値が6.0g/dl前後になるときは輸血をし、1か月に1回くらいマルクもしました。

病院は自宅からちょっと離れたところにあったので、往復2.5~3時間くらいかかります。加えて待ち時間が2~3時間、輸血があればさらに2.5時間ほどプラスと、なかなかに一日仕事です。

この間の血球の動き

白血球と血小板は、多少の上下はあれど、じわじわと数値を上げていきました。と言っても基準値の下ですが。

ヘモグロビンは、退院して1か月くらいは順調に上がって行きましたが、その後失速。じわじわ下がって輸血、また下がって輸血のサイクルに戻ってしまいました。

芽球は、増え続ける心配があったのですが、2~3%あたりで止まりました。移植の詳細が決まるまで病気は進行してほしくないので、いい傾向と言えます。

全体的に平和な日々

1回目の入院後の2か月半ほどは、これといって大きな問題もなく過ぎました。心配されていた感染症にもかからず、おとなしくしている分には体調はよかったです。

さて気になるのは骨髄バンクのコーディネートです。患者は詳細を知ることができないのですが、いよいよ佳境に入ってきたようです。次回はそのあたりについてお話しします。

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