先日療養記録をつけることをおすすめしましたが、今回は記録に使えるアイテムをいくつか紹介します。
私の場合
まずは私が主に入院中に使っていたものからです。私が使っていたのは次のノートです。A5サイズのリングノートです。リングノートはページを押さえる必要が無く、360度回転させることで狭い場所でも使うことができるので便利です。
また、このノートは表紙がプラスチック板で裏表紙が厚紙なので、折りたたんで手に持った状態で書き込みやすくなっています。
A5サイズにしたのは、手で持って書きやすく、かつ狭すぎないサイズだからです。
ページは自由に書くために無地を選びました。紙質は滑らかで、書きやすく消しやすいのが気に入っています。
このようにこのノートは、病室のベッドの上で常に近くに置いておいて、何かあれば手にとって書き込むというスタイルにちょうどいいノートでした。
「わたしの療養手帳」
「わたしの療養手帳」は、がん情報サービスが提供している記録用のノートです。
療養生活を送る上で必要な情報や記録を書き込めるようになっています。診断、治療、入院・通院、生活などの項目があります。
国立がん研究センターがん対策情報センターが作っているだけあって、いろいろな項目が網羅されていて、書き込むことで病気や治療について理解が進むとともに、資料としても使えるようになります。
WEBサイトから閲覧・ダウンロード可能で、印刷して使用することができます。また、冊子として購入することもできます。
「記録ノート」
こちらも「わたしの療養手帳」と似ていて、診断や治療の記録を書き込めるようになっています。PDFファイルになっているので、印刷して使用することになります。
デジタルツール
PCや携帯電話を使ってデジタルで書くという方法もあります。使い慣れていてこちらのほうが早いという方もいると思います。
デジタルでは書き直しがしやすいというメリットがあります。逆に、図形や絵を自由に書くのが難しいところがデメリットです。
ソフトやアプリは自分が使いやすいものを選べばいいですが、起動してすぐに書き込めるものがおすすめです。
カメラ
写真や動画は強力な記録ツールです。百聞は一見にしかずと言いますし。
カメラでも単体のデジタルカメラを使うのがおすすめです。携帯電話のカメラを使うこともできますが、シャッター音がするので大部屋の場合使いにくいです。デジタルカメラであればシャッター音を消せるので、気兼ねなく撮ることができます。
録音
個室限定になりますが、文章を書く代わりに自分の声を録音するという方法もあります。文章を書くのと比べて手早く記録できます。
録音方法としては、ボイスレコーダーや携帯電話の録音機能が挙げられます。
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