2012年8月28日

[8-4] 移植後201日目:区切りの電話

退職手続きの続き

退職日の次の日(移植後201日目)も、退職の手続きが残っていました。会社に書類を提出したり、制服などの貸与物を返却しないといけなかったので、菓子折りと一緒に朝一で郵送しました。

年金は、国民年金に切り替えました。

健康保険は、国民健康保険か任意継続か悩みました。結果としては、保険料は高くなりますが、何かあった時に給付が多く出る任意継続を選びました。

骨髄移植してまだ1年にみたない現状は、これからどう転ぶかかなり不透明なので、リスクに備えるという考えです。何事もなかった場合、国民健康保険と比べてかなり払うことになりますが、何もないとすればそれが一番ということで。

区切りの電話

夜に、所属していた課の課長から電話がありました。用件は机にある私物を返却するための確認でした。ここで確認されたものが、家に郵送されてきます。

ひと通り終わった後、そのとき近くにいた縁のある人たちと話をしました。課長が人事の方から、僕がみんなに挨拶に行きたかったことを聞いて、気を利かせてくれました。

同期、教育係、直属の上司、部長。電話口とかホント申し訳なかったですが、最後に話せたことはよかったと思います。

同期がいつの間にか遠くに出向していたり、課の編成が変わっていたり。外と関わっていないと、まるで玉手箱のように、知らないうちに外はすごい変わっていきます。置いていかれてしまったような一抹の寂しさ。

フェードアウトしていくかと思っていたけど、そうはさせてくれませんでした。やっぱり僕も全体の中の一つであり、誰かと関わっていて、一人にはしてくれないようです。

数人でしたが、話せて区切りをつけることができました。その機会を作ってくれた課長に、そして一緒に働いた人たちみんなに感謝です。また飲みに行きたいな。

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