5月14日、東京大学医科学研究所の中内啓光教授らの研究チームが、マウスとヒトのiPS細胞から血液の基になる造血幹細胞をマウス体内で作り出すことに成功し、この方法を応用して遺伝性の血液疾患マウスの遺伝子治療にも成功したと発表しました。 「テラトーマ」という腫瘍に着目 研究...
2013年6月28日
2013年6月19日
白血病幹細胞を死滅させる化合物を特定
4月17日、理化学研究所や虎の門病院などのグループが、急性骨髄性白血病の発症と再発の“主犯格”となる「白血病幹細胞」を死滅させる化合物を見つけたと発表しました。 その化合物の名は「RK-20449」 白血病幹細胞で働くさまざまなタンパク質のうち、細胞の増殖に関わる「HCK」...
2013年6月16日
急性骨髄性白血病などを対象とした新遺伝子治療の研究
愛媛大と三重大、民間バイオ関連企業などが共同開発してきた急性骨髄性白血病などの新たな遺伝子治療の臨床研究がこのほど、厚生労働省に承認された。 - 白血病、新遺伝子治療へ 愛媛大など開発 | 愛媛新聞ONLINE (2013年3月31日) 対象者 薬物療法等の標準的な治...
2013年6月15日
分子標的薬治療や精子保存の費用助成基金「志村大輔基金」
全国骨髄バンク推進連絡協議会が1月21日、白血病の治療の副作用で不妊となる男性患者の精子保存の費用を助成する基金を設立したと発表しました。 基金の名称は「志村大輔基金」。患者の経済的負担の軽減を訴えながら、2012年に39歳で亡くなった慢性骨髄性白血病の患者の名前を取って名付...
2013年6月14日
自治体の骨髄移植ドナー支援制度
骨髄バンクを利用しての骨髄移植の場合、ドナーには検査や入院の費用はかかりません。しかし、仕事を休む必要が出てきて、その分収入が減るからと提供をためらうケースもあるようです。 そこで、そのような経済的負担を軽減し、ドナー登録及び提供を増やすことを目的に、ドナーに対して助成金を支...
2013年6月12日
がん細胞を殺すT細胞をiPS細胞化し若く元気なT細胞に再生
これも今年入ってすぐのニュースです。 がんに対する免疫療法が、iPS細胞を利用することで劇的に変わる可能性が出てきました。免疫・アレルギー科学総合研究センターの研究グループはがん抗原を認識できるT細胞からiPS細胞を作製、さらにこのiPS細胞から抗がん能力をもつ大量のT細胞を...