2015年9~11月の白血病関連ニュースです。
最初の治療のあと、骨髄の細胞の5%以上で白血病に特徴的な変異が見られた人では、生存期間が短くなっていました。
診断の精度の向上につながるといいですね。
チームはATL患者426人の血液などからがん化したT細胞を採取。ゲノムを調べるなどして患者に特有の遺伝子異常を約50個見つけた。患者1人当たり8~9個の遺伝子に異常があった。
スパコン「京」を使ってます。
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14人の患者たちのうち8人にとって、免疫療法による治療は効果的で、4例において、再発なしの完全な小康状態を得ることに成功した
慢性リンパ性白血病(CLL)に対するCAR-T療法の研究結果について。
厚生労働省の専門委員会は24日までに、白血病などの治療で行われる非血縁者間の末梢血幹細胞移植で、血液の提供者の条件を緩和することを了承した。
技術は進歩していますし、骨髄ドナー登録者も減っているので、現状に合わない厳しい条件は緩めたほうがいいですよね。
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白血病を患う1歳女児に対し遺伝子操作した細胞を使ったがん治療を世界で初めて行い、成功したと発表した。
これもCAR-Tだと思うのですが、どの辺りが世界初なのかよく分かりません。他の臨床試験とは違うものなのでしょうか。
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飲み続けないと再発が抑えられないとされてきた慢性骨髄性白血病の治療薬「ダサチニブ」の服用を中断しても、5割近くの患者が1年以上、再発しなかった
中断できる条件が明確になれば、患者さんの負担を減らすことができますね。
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京都大学は11月24日、難治性の白血病が発症するメカニズムを解明したと発表した。
発症の仕組みが解明されたことで、それを元にした治療薬の開発が期待されます。
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