保存バッグの破損についての調査報告書を国に提出し、保存方法を改善することで、臍帯血の提供の一部再開が可能になりました。
NPO法人「兵庫さい帯血バンク」(西宮市)は21日、昨年8月から提供を停止していた臍帯血のうち、保存方法を改善した一部について提供を再開すると発表した。第三者の専門家らによる保存バッグ破損調査委員会の報告書を厚生労働省に提出し、一部再開の了承を得た。再開されるのは、破損の一因とされたバッグの仕切りをなくしてから保存された臍帯血です。
- 神戸新聞NEXT|医療ニュース|臍帯血の提供一部再開 兵庫バンク 保存方法改善(2014/2/21)
昨年6月以降に保存した臍帯血約200人分は、原因の一部とされたバッグの仕切り部分を既になくしており、厚労省が提供再開を容認。採取後半年が経過し、提供した母子の健康が確認された14人分について、20日に白血球の型などの情報を全国の医療機関に公開した。残りも順次公開し、医療機関から申し込みがあれば提供する。従来の方法で保存された臍帯血約3千人分については、客観的な手段で安全性が確認されるまで提供しないよう厚労省からの要請があり、同バンクで手法を検討しているそうです。
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