当時の日記
入院7日目
体重52.8kg。最近微妙に上がり続けてたから、下がって安心。
個室に移りました。体調には大きな変化はないのだけど。
まず広い。これまでと比べるとスペースがあり、持て余してる。冷蔵庫、テレビ使いたい放題。
あと、洗面所・トイレ付きなので、部屋から出る機会がずいぶん減りそう。
快適なのは間違いない。けどまだ慣れないな。
個室に移動
移動した個室のイメージです。 |
ちなみに、この個室に移ってから、原則部屋から出ることは禁止されました。
クリーンルームの一歩手前
この部屋は、これまでいた大部屋のセミクリーンルームと同等の基準です。常に換気をしており、空気中のチリやホコリの量を一定以下にしています。言ってしまえば、クリーンルームよりは基準が緩く、自由度のあるきれいな部屋です。広い
最初入って驚いたのは、とても広いということでした。4人部屋の広さを1人で使う感じです。広い空間にベッドがひとつで、床がかなり余っていました。それまで自分の空間は、ベッドとその横の少しの空間でしかなくて、それに慣れていたので、最初はどうも落ち着かなかったです。
すべて部屋の中に
この個室には、洗面所やトイレがついています。これまでトイレのために部屋から出ないといけなかったのですが、ちょっと歩けばすぐそこにトイレがあるという状況になりました。これらはむき出しになっているわけではなく、硬めのカーテンで仕切ることができ、そのエリア用の換気扇もついているので、においとかは問題になりませんでした。
テレビや冷蔵庫は、テレビカード無しで使いたい放題。冷蔵庫は冷凍庫付きのけっこう大きいやつでした。
周りを気にしなくていい
これは大きいですね。ムダにストレスをためずに済むし、テレビやゲームでイヤホンをつける必要がありません。自由度が一気に上がりました。ただ、部屋に入ってくるのは基本看護師さんで、ときどき先生や掃除のおばさんが入ってくるくらいです。一人の時間が多くなります。人によっては寂しくなってしまうかもしれませんね。
なんであれ、ものすごい快適になりました。
抗がん剤の点滴は終了
点滴されていたキロサイドは、この日の午前中に終了しました。ここからは、まずは各血球(特に白血球)がかなり下がって、その後また上がってくるという展開となります。やることはそんなになく、赤血球や血小板の輸血を適宜やりつつ、経過を見ていきます。
免疫力がかなり下がるので、感染症に注意します。患者としては手洗い・うがいを徹底し、清潔を保つということが、すべきこととなります。ここで何か重い感染症などにかかってしまって、移植のスケジュールが狂うということは、なんとしても避けたいですからね。
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