2012年2月23日

【1-6】休養初期の生活

自己管理は難しい

長期休養に入り、急に時間に余裕ができました。

運動などはできないため、本を読んだり、映画を観たりといったことをしていました。ただ、この時期の私は正直かなり怠け者でした。それまで貧血状態でフラフラしながら会社に行っていた反動なのか、相当だらけていました。通院する日以外は毎日11時頃に起きるという体たらく。

大きい病気にかかったのなら、無理せずゆっくりするのはいいと思うけど、ゆっくりすることとだらけることは違います。

移植が待っていると思うと、なにか目標を持ってやるというのが難しかったんです。言い訳ですね。まあでも、1日まるごと時間が自由になるとそれはそれで自己管理が難しくなりますね。

好きなことやっちゃいなよ

怠けてしまった反省から言えることとしては、こういう時間はチャンスだと思って有意義に使いたいものです。
  • 趣味に没頭する
  • 英語や資格など、何か勉強する
  • 本を読みまくる
  • etc...
病気とは言え、ボーッとしていては頭やら心やらいろいろ鈍ってきます。せっかくなのでやりたいことを好きなだけやってしまえばいいと思います。(もちろんできる範囲でですが。ムリはダメです。)

焦る気持ち

私は今の会社に入る前、進路に迷い2年ほど遠回りをしました。それから社会人になって数年、これからが一番大事な時期だと思っていました。しかしその矢先病気にかかり、一般の生活から離脱。

一番走れるはずの時期に走れないなんて、、正直焦りの気持ちはありました。これを書いている今もその気持ちは消しきれません。まわりに焦らなくていいと言われても、「命の保証がないのにどうして余裕が持てる?」という気持ちが浮かんでは消え、浮かんでは消えていきます。

それでも、そういう気持ちが出るのは当然と自分を受け入れて、一歩一歩進んでいこうと考えました。大きな病気に立ち向かっていくのに焦ったり急いだりしてもいいこと無いですもんね。


当時の日々の暮らしはこんな感じで、いろいろ考えつつも比較的穏やかに過ぎていきました。

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