2012年2月27日

【2-1】入院1日目:検査と説明

入院以後使っていた日記です。
今回から第2期として、1回目の入院期間のことについて書いていきます。

この入院から日記を書いていて、それも載せていきたいと思っています。ただ、今読み返してみると、ネットで公にできないようなこともたくさん書いてあったので、それは省かせてください。勘弁して下さい。

経緯

通院している時の方針は、骨髄バンクでドナーが見つかり、移植日が決まるまで検査しながら様子見ということでした。しかし、芽球が増加してしまい、無治療でいると病状が進行してしまうため、治療のために入院するということになりました。

入院開始当日

人生で初めての入院です。不安や緊張はかなりありました。前夜は寝付きが悪かったです。

入院となると必要な物もたくさんあって、両親に手伝ってもらいました。

受付をして病棟・病室の各種説明を受け、パジャマに着替えました。病室は、まだ治療をしておらず、白血球の数値も低くないので、クリーンルームではなく普通の4人部屋でした。当然というかなんというか、他の3人は私よりふた回り以上年上の方のようでした。

各種検査

初日ということで体の状態を知るための検査を実施しました。実施した検査は、、
  • 採血
  • 心電図
  • 心エコー
  • レントゲン
  • etc.
あっちに行ったりこっちに行ったり。

採血の結果、ヘモグロビンの値が低かったため赤血球輸血をしました。

治療説明

夕食後、両親も交えて主治医の先生から病状と今回の入院における治療方針の説明がありました。

まず、病名が変わりました

骨髄中の芽球の数値が一定の値を超えたため、骨髄異形成症候群から急性骨髄性白血病に変更されました。知名度のある分かりやすい病気になりましたね。病名が変わったからと言って、何かが特別に変わったわけではありませんが。

今回の入院の治療の概要は以下のような感じでした。
  • 移植までに抗がん剤による化学療法で状態を少しでもいい方向へ持っていき、その上で移植にのぞむ。
  • 期間はおよそ1か月。抗がん剤の点滴は1週間ほど。
  • 2分の1くらいの確率で寛解状態(見かけ上悪性細胞が消えた状態)になる。
  • 抗がん剤を使うことでいろいろな副作用がある。
  • 点滴のために首から大きい静脈にカテーテルを入れる。

当時の日記

入院初日。

初日なので大したこともせず終了。なんだかんだで緊張してストレスをためていた。今日は楽だったけど、これから辛くなっていくのだろう。治療を進めていくと体調が悪くなるリスクがあるというのもなんだかなあ。。

心の奥を除くと不安でいっぱい。ただ、気持ちをできるだけ冷静に、ポジティブに楽しむくらいでいよう。やるしかない。

やることなすこと初めての世界に飛び込んだのですから、不安な気持ちはどうしてもどこかにありました。でも、先生を信頼して自分は自分のやるべきことをやるしかない、どんとこい、と思うようにしました。

そんなこんなで1回目の入院は、忙しい1日から始まりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿