当時の日記
入院19日目。
体重51.1kg。採血あり、赤血球輸血あり。
熱は下がった。
今日は26歳の誕生日。
こんな形で迎えるとは夢にも思わなかった。来年の今日俺は元気でいるだろうか。
激動の26歳となるのは間違いない。どう転ぼうが人生の大きな分岐点になる。
俺がやるべきことは、少しでもいい方向へ行くように努力すること。あきらめないこと。俺はまだ何もやってない。ここでくたばってたまるか。
体重51.1kg。採血あり、赤血球輸血あり。
熱は下がった。
今日は26歳の誕生日。
こんな形で迎えるとは夢にも思わなかった。来年の今日俺は元気でいるだろうか。
激動の26歳となるのは間違いない。どう転ぼうが人生の大きな分岐点になる。
俺がやるべきことは、少しでもいい方向へ行くように努力すること。あきらめないこと。俺はまだ何もやってない。ここでくたばってたまるか。
26歳の誕生日
この日は私の誕生日でした。26歳になりました。とは言え特別に何かがあったわけではなく、私自身もあまり実感がありませんでした。ただやはり節目ですから、この先のこととか考えてました。焦りとか不安とか怒りとか、ネガティブな感情が出てくることはどうしようもないことだと思います。ひたすら前向きでいられる人なんているんですかね。
止められないなら、ネガティブになる自分も受け入れてやるしかないです。ポジティブに考える自分も、ネガティブに考える自分も、どちらも自分であると受け入れてやれば、感情に振り回されることを防ぐことができます。
と言ってもそううまくいくわけではないですけど、感情に振り回されそうになってる自分に気づいた時にそう自分に言い聞かせています。
つきまとう焦り
私の場合は特に焦りが大きかったです。20代というのは社会に出て自分の進路を方向付ける大事な時期です。そこで戦線離脱して一時休止してしまい、周りから遅れてしまう、チャンスを逃してしまうという焦りが、頭のどこかに常にモヤモヤと居座っていました。さらに、社会に出るまでに少し遠回りをしていたということも焦りに拍車をかけていました。今だって焦りや不安がモヤモヤと居座っています。
「始めるのに遅すぎるということはない」という自分もいれば、「始めるのは早い方がいいに決まっている」という自分もいるのです。どちらも間違っていないので余計たちが悪いです。
そういう自分を客観的に見ようとすることで、なんとかバランスを保っています。感情をコントロールするのは難しいですね。
まあ、あまり先を見過ぎないことです。治療に集中することが一番重要ですから。
経過
この日の血液検査の結果は以下のとおりです。項目名 | 結果 | 単位 | 基準値 |
---|---|---|---|
白血球(WBC) | 0.2 | 103/μl | 4.5~8.5 |
ヘモグロビン(HGB) | 7.1 | g/dl | 14~18 |
血小板(PLT) | 2.8 | 104/μl | 13~40 |
芽球(Blast) | 0 | % | - |
こちらはこれといって大きな動きはありませんでした。
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