午後(日中)~夕食
輸血がある日はたいていこの時間帯に行います。2~3時間かかるので、この時間帯じゃないと食事にかぶってめんどくさくなります。私の場合は母親が見舞いに来る時間でもあります。このときにパンか何かを一品買ってきてもらって食べるのが習慣になっていました。本当は管理された三食がカロリー、栄養面でベストなのですが、これくらいは楽しみとして許してください。実際黙認でした。
他の患者さんのお見舞いもだいだいこの時間が多い印象です。見舞いの時間はとりあえず決まっているのですが、そのへんはけっこうゆるくて、朝来る人もいるし、夜来る人もいました。
週1で血液内科の部長の総回診があります。なんか見せ物になってる気分もありますが、ちょこちょこっと話して終了です。
何もなければ暇になるので、ネット、読書、ゲームなど好きにすごしてました。昼寝してもいいんですが、すると夜眠れなくなるのであまりしませんでした。
夕方になると、夜勤の看護師さんに交代します。
夕食はけっこう質素です。魚系が多かったような印象があります。主食、主菜、副菜×2、時々おまけという構成です。食事全体に言えることですが、味はあっさりですね。生もの以外は特に制限はありませんでしたが、濃いものはあまり出てきませんでした。
夜~就寝
夕食後は一番暇です。この時間帯に何か特別なイベントが入ることはほとんどありませんでした。点滴の交換とかそういうことくらいでした。寝る前にイソジンうがいをして、22時に消灯となります。さっさと寝るのが吉です。余分に起きているとまわりのいびきで眠れなくなるおそれがあります。寝てしまえば分かりません。ずっと点滴がついていたときは、3時間に一度くらいトイレに行きたくなって目が覚めました。
そのほか
主治医の先生は、1日1回手が空いたタイミングで見に来ます。経過や方針を話して、触診をしていきます。抗がん剤の点滴が始まってから、トイレの回数と量を記録するよう言われてそのつど記録していました。けっこう面倒です。入院の終盤は回数の記録だけでよくなりました。
お風呂は感染のおそれがあるので入院中は一度も入りませんでした。そのため、蒸しタオルで体を拭き、同時に着替えもしていました。
ベッドのシーツや枕カバーの交換は週に1回実施します。
最後に
今回の入院中の1日はこんな感じでした。痛いとかそういうのがなかったので(口内炎はありましたが)、終始平和にすごしていました。ここで約40日間入院生活を送った経験のおかげで、移植本番の入院にスムーズに入っていくことができました。そういう意味ではいい予行練習になったのです。
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