2012年3月12日

【2-13】入院20~22日目:脱毛と親知らずと

当時の日記

入院20日目。

体重51.0kg。
今日は特に予定なし。朝から体温が37.1℃というのが少し気がかり。

また肌がカサカサしてきた。特に目の周りがひどい。
入院21日目。

体重50.6kg。入院して最低記録更新。

朝起きて鏡を見ると顔がガッサガサに。こうなるときついなあ。
入院22日目。

体重50.7kg。便も毎日出てて問題なし。

肌のガサガサが日増しにひどくなってる。こうなるとストレスになるからイヤなんだけどなあ。

いよいよ脱毛が本格化してきた。
朝枕見てびっくり。ぎっしりですよ。それにちょっと頭ボリボリやっただけでドシドシ落ちてくる。まあ、予想されたことだから今さら何だって話だけど。

今日は朝からなんかフラフラ・クラクラする。頭痛気味だし。
右下の親知らずの痛みはまだ残ってる。一番ひどいときよりはよくなってるけど、まだ普通に痛い。

午前から37.6℃に突入。午後も変わらず。大丈夫か?

毛の抜け方が半端ない

抗がん剤の副作用として分かりやすいものに、脱毛があります。これは元々知っていたし、一度は派手に抜け落ちますが、数カ月後には新しく生えてくるとのことなので、そんなに気にしていませんでした。

私は男なので、すっきりしていいかくらいに考えるようにしていました。ただ女性の場合はそういうわけにもいかないと思います。ウィッグを使う方が多いそうです。

さて、抗がん剤を投与してすぐの頃は、毛髪に特に変化はありませんでした。その後少しずつ抜ける量が多くなっていきましたが、目に見えて減っていくということはなく、こんなものかと思っていました。

それがこの時期になって突然一気にすごい量が抜けだしました。

朝起きて枕元を見るとドバーッと毛だらけ。これはなかなかショッキングでした。ちょっと髪を束でつかんで引っ張ってみるだけで、何の痛みもなくゴッソリ抜けるようになりました。

髪が抜けること自体はそんなショックではありませんでしたが、問題は抜けた髪の処理でした。掃除しても、普通に生活してるだけでどんどん抜けて、ベッドやら布団やら服やらに落ちるのです。

これは相当うっとうしかったです。いっそのことと思って自分でどんどん抜いたりもしたのですが、なかなか減っていかない。頭に生えているときはまとまってますが、大量に抜け落ちてバラバラになると非常にやっかいでした。そんな状況が3~4日続いて、そうなると頭髪の絶対量がかなり少なくなるので抜ける量も減っていきました。

元々髪が短い私がこれだけ大変だったのだから、長い人はどうなるんだという話ですよね。

今回学習したことは、抗がん剤による脱毛は時間差でやってくるということと、髪は先に短く切ってしまったほうがいいということでした。

経過(口の痛み継続)

口の中の痛みがあると以前言っていましたが、どうやら右下奥にある親知らずのあたりから来ているようです。これが1週間以上続いていました。

熱もまた上がってしまったので、さすがにこのことを先生に言いました。

なんでもっと早く言わないんでしょうね、バカですね。めんどくさいことは嫌だ、ほっとけば治るとか思ってたんでしょうかね。白血球がほとんどなく免疫力が非常に弱い人間が。バカですね、ごめんなさい。

そんなわけで次の日、口腔外科の先生に診てもらうことになりました。

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