当時の日記
入院36日目。
体重50.5kg。朝の体温36.5℃。今日はマルクあり。この結果とここ数日の血液検査の結果によって退院が近づくかどうか。
先生や看護師さんに「~しますか?」と聞かれたとき、「どちらでもいい」って答えはありえないと思う。相手が困るだけだし、自分に対して無責任な態度だと思う。自分の意志で選択しようよ。
また首が痛いです。昨日Tarzan見てやった筋トレが間違ったフォームだったんだろうな。次は気をつけます。
AM11:00ごろにマルクやりました。たしかに痛いけど、どういう痛みか分かってくると我慢しやすくなるな。もちろん直前は普通にビビってましたけど。
お隣さんはクリーンルームへ部屋移動、お向かいさんは退院でした。というわけで今は2人になってます。けどすぐ入ってくるでしょう。お隣さんがなかなかうるさかったので、移動で正直うれしい。
血球の数値が下がってしまいました。WBCが500、PLTが3.5。下がってます。HGBも微減。大丈夫かいな?俺の造血能がんばれよ。これで退院が遠のいたか。CRPは0.20に戻りました。炎症は完治かな。
移植のほうは、1ミスマッチの人が1人最終に近い段階までいってるらしい。で、もう1人精密検査に進む人がいるそう。今日採った骨髄の結果やら今後の経過やらを見て、1ミスマッチの人でいくのか否かを検討していくそうです。時の運とは言え、ちょっと運がないかもね。それでもドナー候補がいるだけマシか。
体重50.5kg。朝の体温36.5℃。今日はマルクあり。この結果とここ数日の血液検査の結果によって退院が近づくかどうか。
先生や看護師さんに「~しますか?」と聞かれたとき、「どちらでもいい」って答えはありえないと思う。相手が困るだけだし、自分に対して無責任な態度だと思う。自分の意志で選択しようよ。
また首が痛いです。昨日Tarzan見てやった筋トレが間違ったフォームだったんだろうな。次は気をつけます。
AM11:00ごろにマルクやりました。たしかに痛いけど、どういう痛みか分かってくると我慢しやすくなるな。もちろん直前は普通にビビってましたけど。
お隣さんはクリーンルームへ部屋移動、お向かいさんは退院でした。というわけで今は2人になってます。けどすぐ入ってくるでしょう。お隣さんがなかなかうるさかったので、移動で正直うれしい。
血球の数値が下がってしまいました。WBCが500、PLTが3.5。下がってます。HGBも微減。大丈夫かいな?俺の造血能がんばれよ。これで退院が遠のいたか。CRPは0.20に戻りました。炎症は完治かな。
移植のほうは、1ミスマッチの人が1人最終に近い段階までいってるらしい。で、もう1人精密検査に進む人がいるそう。今日採った骨髄の結果やら今後の経過やらを見て、1ミスマッチの人でいくのか否かを検討していくそうです。時の運とは言え、ちょっと運がないかもね。それでもドナー候補がいるだけマシか。
あまりよくない検査結果
この日の血液検査の結果です。項目名 | 結果 | 単位 | 基準値 |
---|---|---|---|
白血球(WBC) | 0.5 | 103/μl | 4.5~8.5 |
ヘモグロビン(HGB) | 6.9 | g/dl | 14~18 |
血小板(PLT) | 3.5 | 104/μl | 13~40 |
芽球(Blast) | 1 | % | - |
CRP | 0.20 | mg/dl | 0.50未満 |
各血球が軒並み下がっています。上がりません。そして何と言っても注目は、芽球が出てきたということ。今回の化学療法のメニューで半数くらいが寛解状態になると説明されましたが、その半数には入れなかったということが濃厚になってきました。
今回マルクで採った骨髄の検査結果でそれを確認することになります。
移植コーディネートの進捗
久しぶりに骨髄バンクのドナー探しの進捗の話がありました。進捗情報は主治医の先生から教えてもらうのですが、あまり詳細なことは知ることができません。先生の話だと、どうやらHLA型が一座不一致の人で進めていくようです。完全一致よりGVHDのリスクが高まりますが、候補がいるというだけでも運がいいと思うべきですね。
イライラは心にとどめず書いたほうがいい
もう少しで退院できるかもという状態になると、早く出たいという焦りが大きくなってダークサイドに堕ちやすくなっていました。入院というのは何かと制限されてしまうので、どうしてもフラストレーションがたまります。点滴がつくと動きにくくなるし、大部屋なら他の患者に気を遣う(全然気にしてなさそうな人もいますが)。また、周囲のちょっとしたことにイライラしたりすることもあるでしょう。神経質な人だったら大変だと思います。
そんなときは、その想いを紙か何かに書き出してしまいましょう。別に誰に見せるでもないのだから好き勝手グチっちゃえばいい。人にぶつけるのもありだと思いますが、相手や言葉を選ばないといけません。
書いてしまえばスッキリします。自分を客観的に見れますし。書いた紙をクシャクシャにしてゴミ箱にポイでもいいし、後で見返してそんなこともあったなとニヤニヤしてもいい。
自分に責任を持て
そんなわけで、「どっちでもいい」って言ってる人を批判しちゃったりしてますが、これは自分に対しても言っています。「どちらでも」というのはまったく建設的ではないですよね。何も生み出さない。でも私みたいな優柔不断な人間はそう言ってしまいがち。要は自分で選択して責任を負いたくないわけです。でも今回のケースは自分の体のこと。そこで選択を放棄するということは、自分の命に対して責任を放棄するということにならないでしょうか。もちろん治療を行うのは病院側ですが、それを決めたのだって結局は自分です。
だいたい、先生とか看護師さんが患者に選択を委ねる場合って、そんな難しいものではないケースがほとんどだと思います。まあ、逆に究極の重い選択の場合もありそうだけど。簡単な問いに「どちらでも」と答えてるのを端で聞いててイライラしたわけです。
いい反面教師がいたので、今回の白血病の一連の治療では、訊かれたら自分で選ぶよう心掛けています。なかなか難しいですが。
0 件のコメント:
コメントを投稿