当時の日記
入院51日目、移植後14日目、断食9日目
体重51.8kg、体温は後ほど。朝の時点では熱は落ち着いていい感じ。まあまあ眠れたし。
【今日のメニュー】(漏れあり)
…寝てる間は分かりません。
24時間 フルカリック(栄養) 24時間 モルヒネ(のどの痛み、下痢用) 24時間 プログラフ(免疫抑制剤) AM?:?? テイコプラニン(抗菌剤) AM?:?? ブイフェンド(抗真菌剤) 10:30 グランシリンジ(白血球増加) 13:15 フィニバックス 18:30 アシクロビル 20:00 ブイフェンド
16:00に測った体重が52.6kgで増えていたので、利尿剤投与。
体温の推移
下のグラフはこの日の体温の推移です。
午後に38℃台に上がっていますが、解熱剤を使ってからはそれ以上上がることもなく、微熱程度で安定していました。解熱剤を投与する感覚も長くなっています。どうやら数日続いた高熱が落ち着いたようです。
熱が39℃以上になったりしてつらかった時期は4~5日間くらいなんですが、ぐっすり眠ることができず、ずいぶん長く感じました。看護師さんも大変だったと思います。夜中に何度も呼ぶし、心電図モニターが汗ですぐ外れるし。
結局、この高熱はGVHDなのかどうかよくわかってません。私が訊いてないだけなんですけど。
我流、高熱の扱い方
寒気が出てきたら熱が上がるサイン
さっさと布団に入って温かくします。
38℃を超えたらすぐ看護師さんを呼んで解熱剤投与
解熱剤は、投与してから効果が現れるまでに1~2時間の時間差があるので、さっさともらっとかないと、よりつらいことになります。
解熱剤投与後、布団などを体感に応じて調節
熱のピーク時はかなり寒気がするので、毛布を追加で使ったりして温めます。
解熱剤投与後、しばらくすると暑くなってきます。こうなってくると熱が下がってくるので、ムリして温かくせず、ちょうどいいように調節します。
汗をかいて熱を下げるという話がありますが、それはあまりよくなくて、発汗によって体力が消耗するし、脱水の危険もあるそうです。
こういうときは、首・わきなどをアイスノンや氷嚢で重点的に冷やすことで、熱冷ましをサポートします。私の場合、部屋の冷凍庫に常にアイスノンのストックがあって、ピーク時にはアイスノン2個、氷嚢2個を同時に使っていたこともありました。
最後に
熱が39℃や40℃のときは、何をやってもつらいものはつらかったのですが、パターンを読んで対応することで、心の準備ができましたし、多少は苦しさを軽減できました。
0 件のコメント:
コメントを投稿