[6-4] 移植後31～33日目：手足の皮疹が続く

当時の日記

入院68日目、移植後31日目

体重50.8kg、体温（朝）36.9℃→特に変わらず。

移植して1ヶ月。といっても特別感慨があるわけではないけど。でもここまで大きな問題もなく来られたことにはマジで感謝。この調子で行きたい。

白血球が1.7に。やっぱり薬で無理やり上げてたのね。自力ではそう簡単には上がらないわな。意外と早く出れるかもと、チラッと思ったのは幻想でした。
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手足のかゆみはGVHDかも知れないとのこと。ただ、薬の副作用との区別がつかないので、様子見だそう。

もしこれが体の半分くらいに広がってくるようなら、ステロイドを処方するけど、ステロイドは免疫抑制の作用もあるので、現段階では使わないそうだ。とりあえず非ステロイドのかゆみ止め「レスタミン」が処方された。
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夕食から普通食に戻った。問題なく完食、腹も普通。

入院69日目、移植後32日目

体重50.6kg、体温（朝）36.7℃→特に変わらず。

手足が相変わらずかゆい。広がってほしくないなあ。レスタミンもあまり効いてる気がしない。

入院70日目、移植後33日目

体重50.0kg、体温（朝）36.8℃→一度37.3℃に上がるが、平熱に戻る。メシちゃんと食べてるけど体重減ってる。

手足の皮疹は変わらず。気持ち広がってるかも。ステロイドの塗り薬が処方。

錠剤の薬が追加。時間とか曜日とかが指定されたものがあり、めんどい。

久々のマルク実施。やっぱり冷や汗かく。ただ、慣れもあるみたいで、だんだん我慢しやすくなってる。

手足の皮疹

前回の記事で触れた、手首・足首から先がかゆくて赤くなっている状態がおさまらないため、報告して塗り薬をもらいました。

最初は非ステロイド系の薬を使ったのですが、改善が見られないので、結局ステロイド系の薬を使うことになりました。

皮疹が出ているのは、両手首・両足首から先の部分で、他の部分には広がっていませんでした。塗り薬を使ってもあまり改善がないなか、これがGVHDなのかどうかを判断するために、皮膚科の先生に診てもらうことになりました。その話は次回に。

反省点

はい、ここで反省点です。皮膚はGVHDが出やすい場所なので、症状に気づいた時点で報告すべきでした。皮膚じゃなくても、このときの自分の状態は、ちょっと風邪をひいたとかそんなレベルのものではないので、異変や違和感があったら何でも言っておくのが正解です。

前回の入院で口内炎になった時も、同じようなことをしてます。進歩ないなあ。。

先生や看護師さんには、直接は言われませんでしたが、「もっと早く言ってくれ」という雰囲気が節々に感じられました…llllll(-_-;)llllllｺﾞﾒﾝﾅｻｲ

血液検査結果：白血球仕切り直し

まずは移植後31日目の結果です。

項目名	結果	単位	基準値	前回比
白血球数(WBC)	1.7	10³/μl	4.5～8.5	-1.6
ヘモグロビン(HGB)	7.8	g/dl	14～18	-0.4
血小板数(PLT)	3.8	10⁴/μl	13～40	+1.7
炎症反応(CRP)	?	mg/dL	0.50未満	?

前回半減した白血球が、そこからさらに半減しました。グランシリンジが相当効いていたってことですね。このときの好中球数が0.7(×10³個/μl)で、次の検査で0.5を下回るようならグランシリンジを再開すると言われました。

次に移植後33日目の結果です。

項目名	結果	単位	基準値	前回比
白血球数(WBC)	2.3	10³/μl	4.5～8.5	+0.6
ヘモグロビン(HGB)	8.7	g/dl	14～18	+0.9
血小板数(PLT)	2.5	10⁴/μl	13～40	-1.3
炎症反応(CRP)	0.20	mg/dL	0.50未満	?

白血球は増加しています。すごい勢いで下げていたので、上がったことでちゃんと作られているということが分かって一安心。

ここからは薬のサポートなしで、もう一度一歩一歩上げていくことになります。

2012年5月29日