2012年5月22日

[5-20] 血液検査結果まとめ

こんにちは。今回は、章の最後の段階で毎度やっている血液検査結果のまとめです。骨髄移植前後のクリーンルームにいたおよそ1ヶ月間の結果となります。

白血球数(WBC)


移植当日はまだゼロというわけではなく、8日後くらいにゼロになっています。白血球がゼロになるというのは、かなりヤバイ状態のはずですが、体の中のことですし、痛みとかもないので、正直なところあまり実感はなかったです。

その後は綺麗な上昇曲線を描いていますね。

好中球数(NEUT)


好中球は白血球の一種なので、同じような動きをしています。生着確定時の上がり方が急ですね。この動きは、白血球を増やす薬(グランシリンジ)の助けもあってのものだと思います。

移植後20日目に、0.5以上が3日続いたことになり、晴れて「生着」となりました。

ヘモグロビン(HGB)


前処置後は下がり方が急になっていますね。この段階ではまだ輸血をしばしばやっていました。

生着したので、ここから上がってきてほしいところ。

血小板数(PLT)


かなり低いところで行ったり来たり、輸血してもすぐに下がってしまうので、赤血球よりも頻繁に輸血がありました。

炎症反応(CRP)


移植後1週間ほどして、ぐいーんと上がっています。上がっている間は、熱が39~40℃になるような時で、ろくに動けず、食事も摂れず、一番きつい時期でした。

終盤、ピークを過ぎて、かなり落ち着きましたが、CRPはまだ高いところにあるので油断はできないというところ。

まとめ

生着はしましたが、各血球のどれもまだまだ低いです。これらの数値が増えていくのを、期待と不安が混じった気持ちで見ていくことになります。

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