当時の日記
入院33日目、移植4日前
体重51.6kg、朝の体温36.8℃。熱は下がったみたい。けどまだ油断大敵。
夜に汗をめちゃくちゃかいて、シールとかぐっしょり。TBI(放射線照射)用の線がかなり消えた…。背中はテープ部分以外ほぼ全滅だそうです。放射線科の人に修復してもらうことになった。
今日のイベント
エンドキサンを入れてから、体の調子がよろしくない。だるさがあるし、胃もモヤモヤしてる。やはり何事もないというのはありえないか。覚悟してたとはいえきついね。ここからが本番だ。
- メイロン静注
- 抗生剤
- 吐き気止め(カイトリル)
- エンドキサン点滴
- 本日の主役。前処置開始。
- ウロミテキサン点滴
- 膀胱炎を防ぐ薬。副作用で吐き気が出やすいらしい。
- 心電図モニター開始
- 先生がいいと言うまで24時間つけっぱなし。
- 外れないよう常に携帯しないといけない。基本ジャマ。
- 尿量記録再開
前処置開始。まずはエンドキサン
骨髄移植の4日前、いよいよ前処置が始まりました。まずは抗がん剤の投与です。これはこの日と次の日の2回あります。薬の名前は「エンドキサン」。このエンドキサンの「エンド」ってのが、それっぽいなって思ってました。これまで化学療法は、ダウノマイシン+キロサイドは2回やって、吐き気などの副作用はまったくといっていいほどなかったのですが、今回は白血病細胞を全滅させるための強力な治療なので、さすがに何もないというわけにはいきませんでした。
明らかに体調がいつもと違うし、気持ち悪い。体に良くないものを入れた反応としか思えない。実際に吐かなかっただけよかったのかもしれません。
心電図モニター
この日から心電図を測定する機械を身につけることになりました。これは24時間ずっとつけていて、無線か何かで情報が飛んで、いつでもナースステーションで確認でき、異常があればすぐ対応できるようにするものです。ここからは予断を許さない状況になるということでしょう。手のひらサイズの小さな機械から電極が何本か伸びていて、それを胸の指定の場所に貼って心電図を測定します。これは常につけていないといけないので、トイレなどでベッドを立つときは本体を袋に入れて首からかけて携帯していました。
なんかいろんなものがつながっている状態になってきました。
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