ネオファーゲンC |
当時の日記
入院83日目、移植後46日目
体重48.3kg、体温36.5℃→変わらず。寝起きが悪い。
午前中に部屋移動。大部屋に戻った。今度は廊下側。そんなに長くはいないだろうからいいけど。
胸のレントゲンを撮るということで、地下まで徒歩で移動。問題ないかなと思ったけど、帰りにエレベータ待ちで立っていたら、めまいのようなものに襲われた。久しぶりに長く歩いて、バランス感覚がおかしくなったかな。
やっぱり体動かさないと。急に無理したらケガするわ。
入院84日目、移植後47日目
体重48.4kg、体温(朝)36.8℃。やっぱり環境が変わった初日はうまく眠れないな。まわりのおじいちゃんが夜中けっこうゴソゴソするし。
主治医の先生に、このまま行けば1週間くらいで退院できるかもと言われた。血液内科の部長が回診に来た時には、白血球が基準値に入れば退院と言っていた。
マグネシウムが足りないということで、補給用の点滴が追加された。
入院85日目、移植後48日目
体重48.?kg、体温平熱。なんか起きたら布団がぐしゃぐしゃに。暑いらしい。
肝臓の各数値が悪化傾向なので、「ネオファーゲンC」という薬が処方された。確かに、肝臓関連の項目が軒並み基準値をかなりオーバーしていて、少し不安になる。早く退院したいからつまづきたくないぞ。
大部屋に移動
個室から4人部屋へ移動となりました。いきなり狭くなりました。ベッドは他の3つも埋まっており、みなさん高齢の方のようでした。
血液検査結果
移植後46日目の結果
項目名 | 結果 | 単位 | 基準値 | 前回比 |
---|---|---|---|---|
白血球数(WBC) | 3.3 | 103/μl | 4.5~8.5 | -0.2 |
ヘモグロビン(HGB) | 11.1 | g/dl | 14~18 | -0.1 |
血小板数(PLT) | 5.1 | 104/μl | 13~40 | +0.1 |
炎症反応(CRP) | 0.20 | mg/dL | 0.50未満 | ±0 |
血球は横ばいです。
問題は他にありまして、「血清マグネシウム濃度」が基準値1.7~2.6mg/dlのところ、1.5mg/dlしかなく、マグネシウム補給用の点滴が追加されました。
この血清マグネシウム濃度を振り返ってみると、それまでも1.7前後をうろうろしていて、1.5の時もあったのですが、なぜこのタイミングで補給用点滴が追加されたのかよく分かりません。
移植後48日目の結果
項目名 | 結果 | 単位 | 基準値 | 前回比 |
---|---|---|---|---|
白血球数(WBC) | 3.8 | 103/μl | 4.5~8.5 | +0.5 |
ヘモグロビン(HGB) | 11.8 | g/dl | 14~18 | +0.7 |
血小板数(PLT) | 5.3 | 104/μl | 13~40 | +0.2 |
炎症反応(CRP) | 0.22 | mg/dL | 0.50未満 | +0.02 |
血球は順調ですが、マグネシウムに続き、今度は肝臓の数値が問題になりました。このときの検査での肝臓関連の数値を下に書いてみました。
項目名 | 結果 | 単位 | 基準値 |
---|---|---|---|
AST | 93 | IU/L | 10~40 |
ALT | 105 | IU/L | 4~44 |
LD | 283 | IU/L | 107~245 |
ALP | 340 | IU/L | 103~355 |
γ-GT | 128 | IU/L | 16~84 |
どれもこれも高い!ダブルスコアの項目もある。。振り返ると、移植後2週間ほどは問題なかったのですが、その後じわじわと上昇していってこんなになってしまったようです。さすが「沈黙の臓器」と呼ばれているだけあって、自覚症状はなかったのですが。
これに対しては、肝障害回復作用のある「ネオファーゲンC」が処方されました。
たくさん薬を使っているので、肝臓の負担は相当なんでしょうね。
退院の話がチラホラ出てきたが…
主治医の先生からも、血液内科の部長からも、もうちょっとで退院という話をされました。これは何事もなければという話ですが、先生から言われたら期待しちゃいます。このまま順調に行ってほしいと祈るばかりですが、マグネシウムやら肝臓やら、不穏な空気も出てきました…。
※参照したページ
マグネシウム(Mg) - 健康診断・血液検査MAP
肝臓の数値
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