こんにちは。今回は、闘病生活を支えてくれたもののひとつである輸血について、献血への感謝の気持ちと、輸血を必要とする人のために献血へ協力してもらえませんかというお願いを書いていきます。
お礼
私の症状は、主に赤血球と血小板が少なくて、ほうっておくと次第に下がっていくというものでした。そのため、定期的に輸血が必要でした。通院期間
通院中は、1ヶ月に1,2回の頻度で赤血球の輸血がありました。赤血球が低い時は、自宅の1階から2階へ上がるだけで疲れるという状態でしたが、輸血後はかなり楽になりました。輸血をしてもちょっとだけ数値が良くなるだけで、また下がっていき、ある程度まで下がったらまた輸血をするというサイクルでした。
入院期間
化学療法後や、前処置以降で自力で増えてくるまでは、下がる勢いが強いので、頻繁に輸血をすることになりました。特に骨髄移植前後は、2日に1回くらいの頻度で輸血をしていました。
大変お世話になりました。
最初に輸血をしてから約10ヶ月間、輸血に助けてもらいました。これがなければ生きていられなかったでしょう。赤血球輸血がなければ、重度の貧血で心不全になっていたかもしれません。血小板輸血がなければ、血が止まらなくなったり、ひどい内出血になっていたかもしれません。
輸血は、通院中であれ入院中であれ、私の生活を支えてくれました。
これは、献血をしてくれた方たちの善意のおかげです。本当にありがとうございました。助けてもらったこの命をムダにしないことが、その善意に報いることだと思っています。
お願い
私は献血をしたことがありません。輸血を受けて、骨髄移植をして、いろんな薬を飲んできたので、もう献血することはできません。こうやって助けてもらって初めて、献血の必要性を実感をもって認識できました。
呼びかけをしている人を見たことがある。採血車の近くを通ったことがある。身近になかったわけではないのに、他人事だと思って、誰かがやってくれるからと思って通り過ぎていた。一人ひとりのほんのちょっとの意識と協力が大事なのに。
できるときにやっておけばよかった。。
父は何度も献血をしています。 |
輸血が必要な人はたくさんいます。私が入院していた病院の血液内科の病室は、いつもほぼ埋まっていて、誰かが退院したと思ったら、またすぐに次の人が入院してくるという状態でした。
もちろん、輸血が必要なのは血液内科の患者だけではありません。手術や救急などでも必要でしょう。
私はもう献血できないので、お願いをすることしかできませんが、ちょっとの手間と時間を献血に使ってみませんか?それによって支えられる命があります。
(参考ページ)
経験がないので、実際どういうものなのかは正直分かりません。献血に関する詳しい情報は以下のサイト等を参考にしてください。
【日本赤十字社】寄付・献血・ボランティア|献血したい
献血 - Wikipedia
献血で得られる魅力的なメリット - NAVER まとめ
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