政府からのお知らせ情報を提供するWebサイト「 政府インターネットテレビ 」に、骨髄バンクの紹介動画がアップされています。 あなたの善意が命をつなぐ 骨髄バンク - 政府インターネットテレビ 骨髄移植などの方法や、骨髄バンクへのドナー登録について、動画で分かりやすくま...
2013年12月31日
2013年12月30日
卵子凍結保存支援の基金「こうのとりマリーン基金」設立
11月29日、全国骨髄バンク推進連絡協議会が、造血幹細胞移植や抗がん剤治療を行う予定の女性に対し、卵子の凍結保存や、その後の体外受精の費用を助成する基金「こうのとりマリーン基金」を設立したと発表しました。 治療による不妊への対策 白血病や悪性リンパ腫といった血液のがんでは、...
2013年12月29日
がんを引き起こす鍵となる酵素の仕組みを解明(京大)
がんを引き起こす鍵となっている酵素が働く仕組みを、京都大の岩田想教授(構造生物学)のチームが突き止め、12月1日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表しました。 RasとRce1 細胞制御に関わる重要な分子であるRas(ラス)たんぱく質は、常に活性化(スイッチオンの状態)され...
2013年12月28日
慢性骨髄性白血病に関わるIRF8分子の働きを解明(横浜市立大)
今年のニュースはできるだけ今年のうちに出しておきたいところです。 11月11日、横浜市立大学の田村智彦教授らのグループが、慢性骨髄性白血病と転写因子IRF8との関連性を、樹状細胞の観点から発見したと発表しました。 背景 慢性骨髄性白血病は、「BCR-ABL融合遺伝...
2013年12月18日
[9-03] 移植後412日目:血液型と予防接種
~411日目:少しずつ長く走れるようになってきた 移植後300日頃から、体力と免疫力の強化のためにランニングを始めました( [8-15] ランニング始めました )。 初めは数kmしか走れませんでしたが、この頃には10kmを走れるようになりました。走れば走るほど距離とタイム...
2013年12月7日
[9-02] 移植後384日目:マルクの結果
1ヶ月に1回になってから最初の通院日です。この日は皮膚科と血液内科。ちなみに、いつも8:30くらいには病院に着いてます。 皮膚科 皮膚科はいつもどおり。イボの固まったところをカミソリで削って、液体窒素でスプレー。 終了時点で11時ごろ。 血液内 呼ばれたのが12:...
2013年11月28日
[9-01] 骨髄移植後2年目突入
関連ニュースの紹介が一段落ついたので、ようやく本題の闘病記の続きを書いていこうと思います。 現在地確認 骨髄移植をして1年が経過しました。 体調は良好。血液検査の数値は、白血球、赤血球が基準値ちょい下で、血小板がまだ低めで気になる存在。 飲んでいる薬はありませ...
2013年11月19日
臍帯血バッグ破損に関する調査結果
厚生労働省プレスリリース より引用 以前、 臍帯血関連ニュース の中で紹介した、臍帯血バッグの破損に関する続報です。兵庫さい帯血バンクでのバッグ破損事例を受けて厚生労働省が行なった調査結果が公表されました。(2013年11月6日) 以下、 厚生労働省のプレスリリース ...
2013年11月12日
「クリック募金」でほんの一手間の社会貢献
「クリック募金」とは、クリックするだけで募金ができる仕組みです。募金する側は特定の場所をクリックするだけでよく、金銭的な負担はありません。 1日1回1円というところが多いです。 たくさんあるのですが、ここでは日本骨髄バンクに募金できるものを紹介します。 (2014...
2013年11月5日
骨髄バンクがコーディネーター養成研修会の受講者を募集
現在、日本骨髄バンクがコーディネーターの養成研修会の受講者を募集しています。 コーディネーターとは、骨髄移植や末梢血幹細胞移植において、ドナーと医師や関係者との連絡調整、ドナーやその家族に対しての説明や意思確認、ドナーの健康状態の把握などの業務を担う人のことです。 研修会...
2013年11月3日
白血病関連ニュース詰め合わせ(~2013年10月)
ネットを徘徊して見つけた白血病関連のニュースの中で、個別記事で紹介しきれないものをここでまとめて紹介します。 ◆ 希少白血病に分子標的薬 治療選択肢が拡大 - MSN産経ニュース 白血病の一種、慢性リンパ性白血病(CLL)は、国内の患者数が推計約2千人という希少な血液がん...
2013年10月31日
慢性骨髄性白血病 寛解後に分子標的薬を中止する試み
分子標的薬の登場で、治療成績が飛躍的に向上した慢性骨髄性白血病。効いている間は生涯飲み続けることが勧められるが、高額な薬代の負担や副作用に苦しむ人も多い。服用して一定期間がんが消えた後に中止を試みる研究が全国で始まっている。 - 慢性骨髄性白血病 がん消えた後で…高額な...
2013年10月22日
赤血球や血小板などが作られる新たな仕組みを発見
造血幹細胞から赤血球や血小板などが作られる新しい仕組みを発見したと、東京大の中内啓光教授らが米科学誌セル電子版に発表しました(2013年8月30日)。 従来の学説 血液細胞の親玉である造血幹細胞は、自己複製能(分裂により自己と同じ細胞を作り出せる能力)と、多分化能(すべての...
2013年10月11日
2013年9月18日
白血病に対する遺伝子関連研究ニュース
白血病の原因はいまだにはっきりしていません。ただ、複数の遺伝子の異常によって引き起こされると言われており、それを発見・解明するための研究が進んでいます。 白血病に関わっている遺伝子やそのはたらきが分かれば、遺伝子治療や分子標的薬などによる原因を直接狙った治療につながる可...
2013年8月25日
がん幹細胞の静止期追い出し療法
こんにちは。何かを同時進行するのが苦手な管理人です。おかげでブログが滞ってしようがない。言い訳ですが。 早く記録のほうに戻りたいのですが、紹介したいニュースがまだいくつかあります。ていうか放っておくと、どんどん出てきます。 では本題です。 がん幹細胞の静止期追い出し療...
2013年7月11日
抗がん剤治療患者に美容師が支援団体を立ち上げ
抗がん剤治療で髪が抜ける患者を支えようと、愛知県の美容師の有志が、患者の支援団体「リボネット」を立ち上げた。特に女性は髪の悩みが深く、相談できる場も少ないため精神的な負担を抱える。美容師向けの医療講座などを開き、がんの知識を持った美容師を増やしていく。 - つなごう医療...
2013年7月4日
造血幹細胞移植推進法の成立
2012年9月、造血幹細胞移植を促進するための「 造血幹細胞移植推進法 (正式名: 移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律 )」が国会で成立しました。これ、つい最近知りました(^ ^;) 背景 造血幹細胞移植を必要とする血液疾患の患者の数は、年々増加傾向...
2013年6月28日
iPS細胞から造血幹細胞を作製
5月14日、東京大学医科学研究所の中内啓光教授らの研究チームが、マウスとヒトのiPS細胞から血液の基になる造血幹細胞をマウス体内で作り出すことに成功し、この方法を応用して遺伝性の血液疾患マウスの遺伝子治療にも成功したと発表しました。 「テラトーマ」という腫瘍に着目 研究...
2013年6月19日
白血病幹細胞を死滅させる化合物を特定
4月17日、理化学研究所や虎の門病院などのグループが、急性骨髄性白血病の発症と再発の“主犯格”となる「白血病幹細胞」を死滅させる化合物を見つけたと発表しました。 その化合物の名は「RK-20449」 白血病幹細胞で働くさまざまなタンパク質のうち、細胞の増殖に関わる「HCK」...
2013年6月16日
急性骨髄性白血病などを対象とした新遺伝子治療の研究
愛媛大と三重大、民間バイオ関連企業などが共同開発してきた急性骨髄性白血病などの新たな遺伝子治療の臨床研究がこのほど、厚生労働省に承認された。 - 白血病、新遺伝子治療へ 愛媛大など開発 | 愛媛新聞ONLINE (2013年3月31日) 対象者 薬物療法等の標準的な治...
2013年6月15日
分子標的薬治療や精子保存の費用助成基金「志村大輔基金」
全国骨髄バンク推進連絡協議会が1月21日、白血病の治療の副作用で不妊となる男性患者の精子保存の費用を助成する基金を設立したと発表しました。 基金の名称は「志村大輔基金」。患者の経済的負担の軽減を訴えながら、2012年に39歳で亡くなった慢性骨髄性白血病の患者の名前を取って名付...
2013年6月14日
自治体の骨髄移植ドナー支援制度
骨髄バンクを利用しての骨髄移植の場合、ドナーには検査や入院の費用はかかりません。しかし、仕事を休む必要が出てきて、その分収入が減るからと提供をためらうケースもあるようです。 そこで、そのような経済的負担を軽減し、ドナー登録及び提供を増やすことを目的に、ドナーに対して助成金を支...
2013年6月12日
がん細胞を殺すT細胞をiPS細胞化し若く元気なT細胞に再生
これも今年入ってすぐのニュースです。 がんに対する免疫療法が、iPS細胞を利用することで劇的に変わる可能性が出てきました。免疫・アレルギー科学総合研究センターの研究グループはがん抗原を認識できるT細胞からiPS細胞を作製、さらにこのiPS細胞から抗がん能力をもつ大量のT細胞を...
2013年5月31日
造血幹細胞を体外で維持する新手法を開発
日々医療は進化しているようで、ブログをサボっている間にも白血病関連のニュースもちょこちょこ出てきています。そんなニュースを遅ればせながら紹介したいと思います。 今回は2013年入ってすぐのニュースです。 慶應義塾大学などの研究グループが血液を造る幹細胞を体外で維持する新手...
2013年5月4日
[8-22] 第8章振り返り
いやもうホントにサボってばかりですみません。8章最後の記事です。 記事一覧 [8-1] 移植後182~188日目:ひとまず安堵 [8-2] 移植後189~195日目:近づく退職/検査結果は上向き [8-3] 移植後196~200日目:静かに退職 [8-4] 移植...
2013年3月27日
[8-21] 血液検査結果まとめ
前回で移植後1年となり、この8章は終わりということで、まとめに入っていきます。 今回は、この章の期間の血液検査結果のまとめです。(7章の結果まとめは こちら ) 白血球(WBC) 移植後半年までは、ジワジワ下がる展開でヒヤヒヤしたのですが、なんとか持ち直して基準値...
2013年3月20日
[8-20] 移植後366日目:骨髄移植から一年
1年前の同じ日、骨髄移植をしました。(2012年は閏年だったので、366日で1年です) だからと言って何か特別なことをしたわけではないですし、うれしいとかそういう感慨はあまりありませんでした。ひとつのチェックポイントを通過したというところでしょうか。 心から喜べるのは、5...
2013年2月21日
[8-19] 移植後356日目:節目にいろいろ変わる
通院日。骨髄移植してほぼ一年です。 皮膚科から いつものイボです。カミソリで削って液体窒素をスプレー。次は4週間後です。 血液内科 まず、呼ばれるまでがとんでもなく長かった('A`) 結局すべて終わったのは14時過ぎ。家に着いたのは16時ちょっ...
2013年1月16日
[8-18] 移植後342日目:さっそく陥落
血液内科の診察日です。 早く終わると思ったのに この日は、最初の受付で早い番号だったので、早く帰れるかなあと期待していたのですが、呼ばれたのは12:30ごろ。期待を見事に裏切られました。 いまだに呼ばれる順番の仕組みがよく分かりません。 血液検査結果 項目名...
2013年1月14日
[8-17] 移植後328日目:祝・ヘモグロビン基準値入り
328日目までの出来事 持っていたCDをほぼ全て売却 もう聴かなくなっていたので、約80枚を買取してもらいました。結果、1万円くらいになりました。 学生時代の友人と会って食事 約3年振りに会いました。いろいろ話せて楽しかったです。 電車に乗るのも、外食をす...
2013年1月12日
[8-16] 移植後314日目:ひとつも下がっていないので悪くはない
久しぶりの闘病記。この日は血液内科の通院日でした。 血液検査結果 項目名 結果 単位 基準値 前回比 白血球数(WBC) 4.6 10 3 /μl 4.5~8.5 +0.6 ヘモグロビン(HGB) 13.3 g/dl 14~18 +0.6 血小板数(...